12/07/2021
No.0550 バイオ医薬品開発に係る無機塩類・緩衝剤・アミノ酸の分析
抗体医薬品をはじめとするバイオ医薬品は細胞や微生物を培養して製造されており、製法開発段階から工程管理等は重要である。キャピラリー電気泳動法(CE)を用いることで、培地に含まれる栄養物質や平衡塩類、抗体医薬品に含まれる緩衝剤・添加剤や塩を網羅的に評価できる。
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抗体医薬品の製造工程 培地中のアミノ酸・代謝成分・緩衝剤・無機塩類の分析 |
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| ⇒ 培地に含まれる無機陰イオン、栄養物質として重要なアミノ酸を分析できる
⇒ 無機陽イオン・アミン類・塩基性アミノ酸も、異なる分離条件で分析可能
⇒ バイオ医薬品の生産培養工程に係る無機塩類・栄養物質の評価が可能 |
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抗体医薬品中の緩衝剤および無機塩類の分析
図2 各種標準液および標準液*を添加した抗体医薬品のエレクトロフェログラム |
*文献を参考に、抗体医薬品に含まれ得る代表的成分を添加 |
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⇒ 抗体医薬品の保存安定性に係る無機塩類および緩衝剤・添加剤としての有機酸・アミノ酸の定性・定量が可能 |
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カテゴリー
ライフサイエンス , 医薬
分類
医療機器・医療材料, 再生医療/培養装置・培地・試薬, 診断薬・検査機器・バイオセンサ, バイオ医薬品, 着色・変色