close

08/23/2022

No.0618 ここまでわかる!臭気分析 ~様々な手法を組み合わせて活用し、隠れた臭気成分を見つけます~

臭気の原因調査において、極微量成分でも閾値が低いものは臭気の原因物質となるため、何が臭気の本当の原因なのかを突き止めるのは非常に難しい。当社では様々な手法を組み合わせることで、高感度かつ高精度の分析を実施し、臭気の原因物質を特定します。

P02407.pdf
高分解能GC/MS, NPD, FPD同時検出システムによる高感度N, S分析
極微量でも臭気の原因となりやすい含N、含S化合物を高感度に検出することができます。
◆ 分析事例(紫外線硬化樹脂のGC/MS測定結果)

 
高分解能GC/Q-TOFMS、選択検出器NPD(Nを検出)、FPD(Sを検出)の同時測定システムを用いることで、 ‘見逃してしまいそうな’臭気成分を見つけることができます。

熱脱離GC/MS×多変量解析での詳細解析

データに差が見つけられない時は、多変量解析で差異を可視化します。
◆ 分析事例(家庭用空気清浄機のフィルターの捕集成分 GC/MS測定結果)


熱脱離装置搭載の高分解能GC/Q-TOFMSと、デコンボリューション解析、異臭ライブラリ検索、多変量解析を用いることで、‘埋もれた’臭気成分を見つけることができます。

においかぎGC/MS分析による判定

閾値の低い化合物は、人が実際ににおいをかいで検出することを試みます。
◆ においかぎGC/MS分析フロー
※人体に害のない材料、成分の分析のみの対応とさせていただいております。     
 

   


カテゴリー

自動車, IT機器, 環境, 材料・素材, ライフサイエンス

分類

燃焼生成ガス, 環境規制物質, 排ガス・排ガス触媒, 室内空気・大気・作業環境, 高分子材料, 有機材料・化成品, 加熱発生ガス, 異物