2022年11月4日
学会発表のお知らせ(第44回日本バイオマテリアル学会)
以下の学会において、当社従業員による発表を行いますのでお知らせいたします。
◆高速原子間力顕微鏡(高速AFM)を用いたDNAアプタマーとインスリンの結合観察
発表者 | 村司 雄一、岩野 直哉、松村 雄輝、中野 隆行、鬼塚 拓男、鮫島 純一郎 |
学会 | 第44回日本バイオマテリアル学会大会
(タワーホール船堀) |
種類 | 口頭 |
発表日 | 2022年11月21日 |
発表内容 | 高速原子間力顕微鏡(高速AFM)は、従来のAFMと比して画像取得速度が圧倒的に早く、取得したAFM像を繋げて動画を取得することができる。我々は高速AFMを昨年導入し、DNAやタンパク質をはじめとした生体材料の結合の可視化、得られたAFM動画からの有益な情報抽出にトライしている。その一環として行っているDNAアプタマーとインスリンの結合・解離観察についてご紹介する。 |
◆カルボキシル化ポリリジン溶液の液液相分離過程におけるマルチスケール構造解析
発表者 | 中田 克、関 伸弥、内山 博允、廣瀬 智香*、松村 和明*
(*北陸先端科学技術大学院大学) |
学会 | 第44回日本バイオマテリアル学会大会
(タワーホール船堀) |
種類 | 口頭 |
発表日 | 2022年11月22日 |
発表内容 | 温度応答性ポリマーはドラッグデリバリーシステム(DDS)分野で重要な材料であり、その相分離挙動の制御はDDSの安定性や徐放性に関連する因子である。本発表では、LCST型の液液相分離を示す温度応答性ポリマーについて、その相分離過程を顕微鏡観察、動的光散乱、小角X線散乱を駆使して、マルチスケール(nm~μmオーダー)な構造解析を行った結果について紹介する。 |