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2023年6月15日
学会発表・企業技術シンポジウムのお知らせ(日本核酸医薬学会 第8回年会)

日本核酸医薬学会 第8回年会において、当社従業員によるポスター発表、企業技術シンポジウム発表を行いますのでお知らせいたします。

日本核酸医薬学会 第8回年会(名古屋大学東山キャンパス)

[ポスター]
◆ 高性能質量分析計(Kingdon Trap)による核酸分析 
  -MS/MSフラグメントイオンによる配列解析及び不純物分析-
発表者:河野 憲史、櫻井 周、竹澤 正明
発表日  7月12日(水) 16:50~17:50
講演番号 P2-65
発表内容 

 高性能質量分析計(Kingdon Trap)を用いて化学合成したオリゴヌクレオチドの配列解析及び不純物同定を行った事例について紹介する。

◆ セルベースアッセイによるsiRNAの生物活性評価法開発
発表者:黒澤 静霞, 牧野 誠, 久保 貴紀*, 瀬山 敏雄*, 大野 美季, 谷口 佳隆
  (*安田女子大学薬学部)
発表日  2023年7月13日(木)16:45~17:45
講演番号 P3-71
発表内容
 siRNA(未修飾体及び2’-OMe-2’-F修飾体)導入細胞に対し、mRNA発現量をRT-qPCR、タンパク質発現量をフローサイトメーター(FCM)で測定し、siRNAの生物活性評価法の開発を行ったことを報告する。

◆ 核酸医薬品中の残留溶媒の一斉定量法の開発
発表者:秋永 礼以子, 内久保 裕介,高尾 英伸,上田 重実
発表日  2023年7月13日 17:45~18:45
講演番号 P3-54 
発表内容  
 ホスホロアミダイト法で合成された核酸医薬品において想定される残留溶媒を選定し、GC/MSを用いた一斉定量法を検討したので報告する。

◆ 円二色性(CD)分析による核酸の品質評価の検討
発表者:松村 雄輝,中野 隆行,大山 泰史*,鈴木 仁子**
 (* 日本分光株式会社 営業本部)
 (**日本分光株式会社 光分析ソリューション部)
発表日  2023年7月13日(木)17:45~18:45
講演番号 P3-64
発表内容 
 円二色性(CD)分析は、サンプルの立体構造に由来する特徴的な CD スペクトルが得られる手法であり、その特徴を活かし、我々はCD による核酸医薬品の品質評価を検討している。本発表で核酸の品質評価に対する CD の有用性について報告する。

[企業技術シンポジウム]
◆ NanoSIMS を用いた核酸医薬の細胞レベルイメージング
発表者:松田 和大
発表日  2023年7月13日(木)12:10-12:26
講演番号 C-6
発表内容 
 超高分解能質量顕微鏡(NanoSIMS)と電子顕微鏡の組み合わせによって、アンチセンスオリゴヌクレオチド(Br修飾体)の細胞内における分布状態を詳細に可視化した事例について紹介する。