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09/20/2019

No.0376 充放電 in situ XRDを用いたLIBの劣化解析

サイクル前後のLIBに対し、充放電 in situ XRD (X線回折)を測定することで、劣化に伴う構造変化を捉えることができる。ここでは、正極に着目し電気化学評価を合わせて劣化解析を行った事例を示す。

充放電in situ XRDの測定方法・特徴

事例:サイクル前後における正極の変化

<ラミネートセル構成とサイクル試験条件> 正極:NCM523 負極:人造黒鉛 電解液:1M LiPF6  EC:DEC=3:7 1Cレート、300サイクル

in situ XRD結果
サイクル前後における正極(003)ピークの変化を比較


電気化学評価

現象①の確認⇒ハーフセルの残放電容量評価

現象②の確認⇒インピーダンス評価(@3.0V)
          

分析機能と原理


カテゴリー

自動車, 電池

分類

リチウムイオン電池