10/03/2014
No.0170 光触媒表面の吸着分子分析
FT-IRによるグリセリンの光分解挙動の観察
① | Siウェハ上に光触媒(TiO2)をコーティングし、サンプルを塗布した後にブラックライトを照射した。 |
② | IR透過法およびイオンクロマトグラフ法にて、TiO2表面上の分解生成物測定を行った。
2939cm-1の吸収帯強度より、UV照射とともにグリセリンの減少が観測された。
反対に、1720cm-1の吸収帯強度より、C=O基をもつ分解物の生成が確認された。 |
グリセリンの光分解生成物のIC分析
UV照射後、TiO2表面付着物を純水抽出してイオンクロマトグラフィーで測定した。
この結果、主にギ酸・グリコール酸・グリセリン酸が存在することが確認された。
分析機能と原理
カテゴリー
材料・素材
分類
光触媒・触媒