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05/26/2020

No.0407 ラマン分光法によるポリカーボネートの応力評価 ークラック発生メカニズムの解析ー

成形品にクラックが発生した場合、残留歪みによるクラックであれば、クラックの先端近傍には未開放の残留歪みが集中する。外部歪みによるクラックであれば、歪みは残留しない。ラマン分光法により、クラック近傍の歪み分布を測定することで、クラックの発生原因を解析できる。

ラマン分光法による応力/歪み評価

P02012.pdf
<応力/歪み評価の精度>
印加歪みとラマンバンドピークシフトの関係
<歪み分布測定>
0.8%歪みを印加した状態で溶媒滴下→ソルベントクラック形成
   

クラック発生原因の解析

<残留歪みによるソルベントクラック> 
PC射出成形品 ゲート近傍

クラック先端近傍での歪み分布

<外部応力によるソルベントクラック>

クラック先端近傍での歪み分布
 

<クラック発生原因の解析>

分析機能と原理


カテゴリー

材料・素材

分類

高分子材料