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06/25/2020

No.0412 医療材料における溶出試験への取組み

医療材料から材料由来成分の溶出が懸念される製品は、部材からの溶出物を確認する必要がある。溶出物の分析(定性および定量)は医薬品や生体試料の分析とは異なる知識や経験をもとに、複数の手法を組合せた総合解析を実施することになる。

ここでは、医療材料の溶出試験における取り組み例を紹介する。


実施対象例
コンタクトレンズ、点眼剤容器、輸液剤容器、人工骨、PTP包装、湿布剤、テープ剤、培養容器、貼付ラベル、使用接着材

溶出試験の流れ(例)

*試験の進め方は要望に応じて臨機応変に対応可能

溶出試験の流れ(例)



医療材料における溶出試験において豊富な経験に基づいた高度の分析技術力を駆使し、未知成分の構造解析、微量成分の定量分析を行っている。

カテゴリー

材料・素材, ライフサイエンス

分類

高分子材料, 有機材料・化成品, 電子・機能性材料, 医療機器・医療材料, 診断薬・検査機器・バイオセンサ