04/04/2022
No.0594 プラズマ処理後のシリコン基板表面の分析 ~シラノール基の定量と経時変化~
様々な材料の表面改質や表面洗浄のために施されるプラズマ処理による変化は、ごく表面に限られていることが多い。プラズマ処理による変化を調べるためにはXPSが有効であり、化学修飾法を併用すると、より詳細な官能基の比較分析も可能となる。プラズマ処理前後のSi基板のXPS分析事例を紹介する。
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分析試料 |
Si基板(自然酸化膜付き)
・ 未処理
・ Arプラズマ処理:処理当日、1日後、3日後
※シラン処理は、当社が特許を取得しています(特開2017-198458)。 |
プラズマ処理によるSi基板表面の元素組成や化学状態の変化と、それらの経時による変化をXPSにより調べる。 |
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元素組成および化学状態