04/04/2022
No.0593 ウェットエッチングを併用した水銀プローブC-V測定による絶縁膜中の電荷分布解析
半導体デバイスにおいて、絶縁膜や絶縁膜/半導体界面に電荷または電荷をトラップするサイトが存在すると、絶縁特性や信頼性の低下、しきい値電圧のシフトなど、電荷の種類に応じた電気特性劣化が起きる。そのため、絶縁膜中の電荷種や量を把握し制御する必要がある。以下で、Si基板上のSiO2膜に対して、ウェットエッチングとC-V測定を繰り返すことでSiO2膜中の電荷分布を詳しく調べた事例を紹介する。
水銀プローブによるC-V測定結果
Thermal P-TEOS
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薄膜化によるVFBの正方向シフト ⇒ 酸化膜中電荷の分布を反映 |
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フラットバンド電圧の膜厚依存性
カテゴリー
半導体・実装
分類
LSI・IC・メモリ, パワーデバイス・ディスクリートデバイス