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09/19/2018

No.0360 熱劣化のし易さと酸化防止剤の活性

~エポキシ樹脂の事例紹介~
一般にポリマー中の酸化防止剤の活性は、熱劣化と共に低下する。ESR法を用いるとフェノール系酸化防止剤の活性を評価する事ができる。今回、酸化防止剤の種類を変えたエポキシ樹脂について、「熱劣化のしにくさ」と「酸化防止剤の活性」の関係について調べた。

ESR分析試料の評価水準
熱劣化のしにくさ序列(熱劣化による重量減少度合い*)


ESRによる酸化防止剤の活性評価 ~各試料(新品)のESRスペクトル*~
* UV照射片面5分×2(両面)後、室温放置5分時点で測定
エポキシ由来の過酸化ラジカル
酸化防止剤の活性(新品、熱劣化品)


分析機能と原理


カテゴリー

自動車, IT機器, 材料・素材, ライフサイエンス

分類

高分子材料, 有機材料・化成品