タンパク質のC末端部分は、翻訳後種々のプロセシングを受け、切断・修飾等が起きることが知られています。そのため、タンパク質のC末端が本来のアミノ酸配列を有するかどうかを解析することは非常に重要です。しかしながら、C末端の解析は困難な場合が多く、いまだ確実な方法は確立されていません。ここでは、当社で実施している同位体ラベル法を利用したC末端ペプチドの解析法について紹介致します。