close

02/04/2023

No.0645 ここまでわかる!導電性接着剤の有機組成分析

電子・電気材料分野で広く用いられている導電性接着剤は、導電性フィラーとバインダー樹脂から構成される複雑な混合物である。樹脂組成を明らかにすることは、接着力、耐熱性等の材料特性を知る上でとても重要である。

ここでは高度な分離・解析技術により、導電性接着剤の有機組成を詳細に明らかにした事例を紹介する。


P02220.pdf
当社の有機組成分析の強みとは
試料の大部分は無機物であり、バインダー樹脂は複数の化合物から構成される。このような未知試料の全成分の構造決定、含有比率の解析は一般的には難しい。
当社は、長年培い発展させてきた分離分析技術により、微量の重要な添加剤も明らかにしている。

分析フロー

極性の違いで分離することで、構成成分を粗分離可能。
粗分離したものは、さらにGPC分取で分離する。

GPC分取の効果 < 微量硬化触媒の検出 >

導電性接着剤の組成分析結果


カテゴリー

自動車, 電池, IT機器, 材料・素材, 半導体・実装, ライフサイエンス

分類

太陽電池封止材, 有機ELディスプレイ, 高分子材料, 有機材料・化成品, 加熱発生ガス, 複合材料, 有機トランジスタ, 実装・パッケージング, 医療機器・医療材料, 再生医療/培養装置・培地・試薬, 診断薬・検査機器・バイオセンサ
CONTACT US
分析・調査事例 検索ページへ
お困りごとは何ですか? 分析・評価総合案内へ