10/06/2014
No.0191 ECL(Electrochemiluminescence)法によるバイオ医薬品の濃度測定
バイオ医薬品のモデルとして、ケモカインの1種であるタンパク質CCL7を対象に、血清中濃度測定系をECL法にて開発しました。マトリックスの影響、定量下限、定量範囲、試料量の影響、真度及び精度を検証しました。
マトリックスの影響
ECL法は、ELISAよりもマトリックスの影響を受けませんでした。
定量下限及び定量範囲
ECL法は、ELISAよりも高感度で広い定量範囲を示しました。
試料量の影響
ECL法では1ウェルあたり25 μLという少量で測定が可能です。
真度及び精度
ECL法は良好な真度・精度を示し、Ligand binding assayバリデーションでの評価基準を満たしました。
カテゴリー
ライフサイエンス , 医薬
分類
薬物動態