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02/08/2021

No.0452 高難度なペプチド合成に挑戦します

近年、ペプチドは中分子医薬の創薬候補分子として注目されている。当社では、創薬研究支援の一環として20年以上ペプチドの受託合成を行い、高品質(高純度、分子量確認等)なペプチドをお客様に提供している。これまでに当社で合成した高難易度ペプチドの一部を紹介する。

長鎖ペプチド 環状ペプチド
長鎖ペプチドの合成実績多数ジスルフィド結合(-S-S-) 、アミド結合(-CO-NH-)、チオエーテル結合(-S-CH2-) などの化学結合を用いて、位置選択的な環化が可能!
<例> ビオチン化長鎖ペプチド(94mer)   
      M.W.:10,043.1
<例>
 

  分子内結合2箇所     分子間結合2ヶ所+分子内結合1ヶ所



異なる化学結合を組み合わせた環状ペプチドの合成にも対応!

精製困難なペプチド

凝集性ペプチド      
高極性ペプチド   
溶解性が低く、精製困難なペプチドの高純度精製も、多数実績高極性により、カラムへの保持が弱いペプチドも高純度に精製可能
<例>  アミロイドβ(1-42)
DAEFRHDSGYEVHHQKLVFFAEDVGSNKGAI IGLMVGGVVIA      monoisotopic mass :4,511.3 

 
 
<例>   マルチリン酸化ペプチド
XXXXXXXXXXZ-pS-X-pS-X-pS-XZX
monoisotopic mass :1,816.4
                                     X :親水性アミノ酸、Z:疎水性アミノ酸 

カテゴリー

ライフサイエンス

分類

ペプチド合成